メロンのダイエット効果がすごい!カロリー・糖質・効果を高める食べ方は?
ジューシーな果肉が美味しいメロン。
甘みが濃厚なのでカロリーが高そうですが、実は低カロリーでダイエット効果が高い果実なんです。
特にすっきりとした体型をめざす女性にぴったり!
メロンのダイエットの栄養素とダイエット効果、メロンを食べるときの注意点をご紹介します。
メロンの種類
初夏が旬のメロンは、ウリ科の果実(厳密には野菜)です。
メロンは大きく分けると表面に網目がある「ネット系」と、網目のない「ノーネット系」があります。
また果肉の色によっても区別され、果肉が緑色の青肉種、オレンジ色の赤肉種、白色の白肉種の3種類があります。
青肉種
アールスフェボリット、アンデスメロン、アールスメロン、プリンスメロン、ハネジューメロンなど
赤肉種
夕張メロン、クインシーメロンなど
白肉種
ホームランメロン、ハネデューメロンなど
種類によって大きさや味、甘さに違いはありますが、カロリーにそれほど大きな差はありません。
しかし白肉腫よりも赤肉腫の方が約25倍多く、βカロテンを含んでいます。
メロンのカロリー
メロンのカロリーは100gあたり42kcalです。
種類により1玉のサイズは異なりますが、一般的な大きさのメロン(約1500g)の可食部のカロリーは約306kcal、小玉サイズ(約817g)で171kcalとなります。
他の果物とメロンの100gあたりのカロリーを比べてみると
メロン | 42kcal |
スイカ | 37kcal |
バナナ | 86kcal |
りんご | 54kcal |
みかん | 45kcal |
パイナップル | 51kcal |
いちご | 34kcal |
グレープフルーツ | 38kcal |
桃 | 40kcal |
ぶどう | 59kcal |
キウイ | 53kcal |
果物のなかでも、水分の多いメロンは比較的低カロリーだということがわかりますね!
メロンの糖質
品種や個体によって差はありますが、メロンの糖質は100gあたり約10gです。
糖質を制限する「ロカボダイエット」では、1食の糖質を20~40g、間食を10g以下にすることを推奨しているため、メロンの糖質は低いわけではありません。
果物は甘くて低カロリーなのでダイエットにむいているように思われがちですが、果物の糖質である「果糖」が多いため高糖質な食品に分類されます。
果物の糖質(100gあたり) | |
---|---|
メロン | 10g |
スイカ | 9.5g |
バナナ | 21g |
りんご | 15g |
みかん | 9g |
パイナップル | 12g |
いちご | 5g |
グレープフルーツ | 18g |
桃 | 9g |
ぶどう | 11g |
キウイ | 11g |
他の果物と比べてみても、メロンの糖質は低くないことが分かります。
糖質制限ダイエットには向いていませんが、ビタミンやミネラルが豊富でダイエットに効果的な栄養素が豊富な果物なんですよ!
メロンのダイエット効果
カリウムでむくみ解消
むくみが続くと体が水分をため込んで体重が増加し、血流も悪くなるため痩せにくくなってしまいます。
そんなむくみを解消してくれるのが、カリウムというミネラルです。
メロンはカリウムが豊富で、含有量は同じウリ科であるスイカの約3倍、果物の中ではバナナ、なつみかんに次ぐ多さです。
カリウムには体内の余分な塩分と水分を体外に排出する働きがあるため、むくんでパンパンになった顔や、夕方になると靴がきつくなるという悩みを解消することができます。
余分な水分を排出するので、体重も減りすっきりした体型に。
またWHOが推奨する塩分量は5gですが、日本人は塩分摂取量が多く1日約9.9gの塩分をとっています。
塩分のとりすぎは高血圧の原因となるため、健康的にもよくありません。
塩分を控えカリウムを積極的にとることで、高血圧を予防にもなります。
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オキシカインで代謝アップ
メロンには、「オキシカイン」という成分も豊富です。
オキシカインには細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があるため、アンチエイジング(老化防止)効果があります。
抗酸化作用で細胞が活発になるため、代謝がアップし痩せやすい体をつくることができます。
ペクチンがコレステロールの吸収を防ぐ
不溶性食物繊維の「ペクチン」には、コレステロールが体内に吸収されるのを防ぐ働きがあります。
また整腸作用もあるため便秘が改善し、ぽっこりお腹を解消することができますよ!
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ダイエット効果を高めるメロンの食べ方
メロンのワタも食べよう
捨ててしまいがちなメロンのワタですが、実は栄養素が豊富に含まれている部分です。
メロンのワタのアテノシンという成分には、血流を良くする働きがあるため代謝が高まりダイエットに効果的です。
またビタミンAも豊富で、肌の健康維持やのど・鼻の粘膜を細菌から守る働きがあります。
しかしワタをそのまま食べるのは、なかなか難しいですよね。
そんなときは、ワタや種をまるごとスムージーにするのがオススメです。
甘くて柔らかい果肉と一緒にスムージーにすることで飲みやすくなり、メロンの栄養を余すことなく摂取することができます。
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朝食やおやつに食べよう
メロンは果糖が多く糖質が高めです。
糖質のなかでも果糖は脂肪に変わりやすいため、エネルギーの消費量が少ない夜に食べると、体脂肪として蓄積されやすくなります。
そのためメロンを食べるなら朝食かおやつとして食べるようにしましょう。
果糖はエネルギーに変換されやすいので、朝食にメロンを食べることで、効率よくエネルギーを消費することができます。
またケーキやスナック菓子よりも、メロンをおやつに食べる方が低カロリーで栄養豊富ですよね。
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メロンを食べるときの注意点
食べ過ぎに注意
メロンは糖質が多いので、食べ過ぎると太ってしまいます。
どんな食べ物でもそうですが、食べ過ぎ・飲みすぎはカロリーや糖質の摂りすぎとなり、体にもよくありません。
痩せやすい体をつくるには、食べ物の栄養バランスがとても大切です。
偏った食事ではなく、いろいろな食材から様々な栄養素をとることがダイエットの近道です。
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腹持ちが悪い
メロンの約90%は水分のため、腹持ちがよくありません。
小腹が空いて、お菓子などの余計なものを食べないよう注意が必要です。
体を冷やす
メロンは水分が多いので、食べ過ぎると体を冷やしてしまいます。
体が極端に冷えると、代謝が落ちて痩せにくくなるので、食べ過ぎには気をつけましょう。
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甘くて低カロリーなメロンでストレスフリーなダイエットを!
メロンは果肉の色によって3種類に分類されますが、カロリーにはほとんど差はなく100gあたり42kcal、糖質は100gあたり約10gです
水分が多いためカロリーは低いですが、果糖が多いので糖質制限ダイエットには向いていません。
しかしメロンはダイエット効果のある栄養成分を多く含んでいて、むくみ改善・代謝アップ・コレステロールの吸収を防ぐ効果があります。
またメロンは甘みが強いので、低カロリーだけど「甘いものを食べている!」という満足感を得ることができます。
そのため朝食やおやつにワタや種を丸ごと食べると、さらにダイエット効果が高まります。
ただしメロンは糖質が高く体を冷やす作用があるため、食べ過ぎには注意。
また、腹持ちも悪いので、余計なお菓子で小腹を満たさないように気をつけましょう。
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